日本生涯教育学会北海道支部

h-lifelong.jpn.orgThe Japan Association of Lifelong Education Hokkaido Branch

日本生涯教育学会北海道支部は、生涯教育及び生涯学習の研究とその発展を目指し、北海道における生涯教育・生涯学習研究者及び実践者相互の交流と協力関係の促進を図り、本道における生涯学習の振興に寄与することを目的として活動しています。

日本生涯教育学会

北海道生涯学習研究集会

 北海道の地域性を踏まえた生涯学習社会の実現を目指して、道内の生涯学習に関わる研究者、 実践者及び生涯学習に関心を持つ道民などが一堂に会し、日頃の研究成果や実践の発表及び 意見交換を通して、相互の交流を深め、協力関係の一層の促進を図ります。

<2023年度テーマ> 

地域コミュニティの基盤を支える社会教育の推進
   ~社会教育関係職員の果たす役割を考える~

 社会が急速に変化を続ける予測困難な時代において、生涯学習・社会教育には、従来の役割のみならず
らず、ウェルビーイングや社会的包摂の実現、デジタル社会への対応、地域コミュニティの基盤づくりと
いった役割も求められてきている。なかでも人と人の「つながり」の希薄化、困難な立場にある人々など
に関する課題は、北海道でも顕在化・深刻化しているのが現状であり、社会的包摂とその実現を支える地
域コミュニティが一層重要な役割を果たすと考えられる。
 しかし、地域コミュニティは、人間関係の希薄化や個人主義などの浸透により、町内会・自治会の加入
率の低下など、厳しい状況に置かれている。改めて地域コミュニティの役割を認識し、基盤強化に取り組
む必要があり、地域住民の学びの場である社会教育施設の機能強化や社会教育人材養成等を通じ、社会教
育を推進することが求められている。そこで、当研究集会では地域コミュニティの基盤を支える社会教育
を推進するために、社会教育関係職員の果たすべき役割について考えたい。

 1 趣 旨  北海道の地域性を踏まえた生涯学習社会の実現を目指して、道内の生涯学習に関わる
        研究者、実践者及び生涯学習に関心を持つ道民などが一堂に会し、日頃の研究成果や
        実践の発表及び意見交換を通して、相互の交流を深め、協力関係の一層の促進を図る。
 2 主 催  日本生涯教育学会北海道支部
 3 後 援  北海道教育委員会、札幌市教育委員会、札幌国際大学、北翔大学、北海学園大学、
        北海道科学大学、(公財)北海道生涯学習協会、北海道社会教育懇話会
        北海道教育委員会社会教育主事会、北海道社会教育主事会協議会
 4 講演招聘協力  公益財団法人上廣倫理財団
 5 期 日  2023(令和5年)年11月3日(金・文化の日) 10時00分~16時30分
 6 会 場  北海道科学大学 サテライトキャンパス及びオンライン(Zoom)
        ※遠方の方は、オンライン(zoom)での参加も可能です。
        札幌市中央区北3条東1丁目
        JR札幌病院隣接 地下鉄東豊線「さっぽろ駅」下車 21番出口(徒歩3分)
 7 対 象  (1) 生涯学習・社会教育に関わる研究者・実践者及び学生
        (2) 市町村・市町村教育委員会職員および各種審議会委員
        (3) 生涯学習・社会教育関係団体関係者および小・中・高等学校等の教職員
        (4) 生涯教育・生涯学習に興味・関心のある者 等
 8 参加費  無料
 9 日程及びプログラム

(1) 開会式 10:00

(2) 研究・実践発表(10:15~11:45)

1.内田 和宏 会員「韓国の平生教育士の現状と課題」
2.松浦 賢一 会員
    「コミュニティ・スクールの活用による地域のレジリエンスの構築に関する研究」
3.五十嵐克成 会員「部活動の地域移行について」
    

(3) 基調講演1(13:00~14:30)

「島根県の社会教育実践~しまねの社会教育で大切にしたいこと~」
  山本一穂 氏(島根県教育庁社会教育課社会教育スタッフ調整監)
1993年から公立中学校教諭。2006年から島根県立生涯学習推進センターに社会教育主事として勤務。その後、教育庁生涯学習課(現 社会教育課)、教育庁義務教育課(現 教育指導課)、公立中学校教頭、教育庁保健体育課に勤務。2021年から現職。 社会の変化に対応した新たな手法の導入など県と市町村の連携・協働による島根県教育委員会の施策展開を紹介する。

(4) 基調講演2(14:10~15:10)

「公民館を核とした斎川の地域づくり」
  佐藤 幸枝 氏(宮城県白石市斎川公民館斎川まちづくり協議会事務長)
宮城県白石市斎川に生まれる。2005年4月より白石市斎川公民館の臨時職員として働き始め、2017年4月から事務長となり現在に至る。 地区公民館の指定管理を受けたまちづくり協議会が取り組む、公民館を核に若者を巻き込んだ地域づくりを紹介する。

(5) 研究協議(15:20~16:20)

  「社会教育関係職員の果たす役割を考えよう」
  【分散会1】 コーディネーター 出口 寿久 会員(北海道科学大学)
         コメンテーター  佐藤 幸枝 氏 (宮城県白石市斎川公民館)
  【分散会2】 コーディネーター 内田 和浩 会員(北海学園大学)
         コメンテーター  山本 一穂 氏 (島根県教育庁社会教育課)
   *基調講演・実践報告を踏まえて、「社会教育関係職員の果たす役割を考えよう」をテーマに、各分散会で    協議を行います。参加状況により分散会の構成を変更することもあります。

(6) 閉会式 16:20

申込方法・問い合わせ先

  参加を希望される方は、10月20日(金)までに、以下の方法でお申込ください。
  【オンラインで参加される方】
  以下のURLまたはQRコードにアクセスし、入力後送信してください。
   https://forms.office.com/r/wj6dnAE8AS
                           
  【お問い合わせ】
     以下の連絡査へ直接お問い合わせください。
    日本生涯教育学会北海道支部お問い合わせフォーム
  http://h-lifelong.sakura.ne.jp/cgi-bin/mail.cgi?Sppd0CdjxSZMQ
                           
                      2023年、研究集会開催要項

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