日本生涯教育学会北海道支部

h-lifelong.jpn.orgThe Japan Association of Lifelong Education Hokkaido Branch

日本生涯教育学会北海道支部は、生涯教育及び生涯学習の研究とその発展を目指し、北海道における生涯教育・生涯学習研究者及び実践者相互の交流と協力関係の促進を図り、本道における生涯学習の振興に寄与することを目的として活動しています。

日本生涯教育学会

北海道生涯学習研究集会

 北海道の地域性を踏まえた生涯学習社会の実現を目指して、道内の生涯学習に関わる研究者、 実践者及び生涯学習に関心を持つ道民などが一堂に会し、日頃の研究成果や実践の発表及び 意見交換を通して、相互の交流を深め、協力関係の一層の促進を図ります。

<2024年度テーマ> 

   ポストコロナ社会における青少年の体験活動の機会創出に向けて
               ~社会教育関係職員の果たす役割を考える~

 今年5月に公表された国立青少年教育振興機構の調査によると、令和元年と比べ、青少年の体験活動は
減少しており、なかでも、放課後や休日に、保護者が子どもに活動的な過ごし方を希望しているのに対し
て、青少年は家でゆっくりできる過ごし方を希望する傾向がみられることが明らかになった。
 少子化や核家族化、デジタル化が進む中、子どもたちのリアルな体験の不足が指摘され、さらにコロナ
禍でこの傾向に拍車がかかるなど、子どもの健やかな成長に資する体験活動の場や機会の減少が深刻化し
ている。北海道においても、コロナ禍における学校行事の中止や部活動の縮小、宿泊体験等の活動の機会
の減少、さらに保護者自身も子どもの頃に自然体験をした経験が少ない世代になってきており、子どもた
ちの「生きる力」など非認知能力の低下などが懸念される。
 ポストコロナ社会において、地域の未来を担う青少年が、社会的自立に向けて健やかに成長していくた
めにはどうしたらよいか、社会教育関係者の果たすべき役割について考えたい。

 1 趣 旨  北海道の地域性を踏まえた生涯学習社会の実現を目指して、道内の生涯学習に関わる
        研究者、実践者及び生涯学習に関心を持つ道民などが一堂に会し、日頃の研究成果や
        実践の発表及び意見交換を通して、相互の交流を深め、協力関係の一層の促進を図る。
 2 主 催  日本生涯教育学会北海道支部
 3 後 援  北海道教育委員会、札幌市教育委員会、札幌国際大学、北翔大学、北海学園大学、
        北海道科学大学、(公財)北海道生涯学習協会、北海道社会教育懇話会
        北海道教育委員会社会教育主事会、北海道社会教育主事会協議会、北海道社会教育士会
 4 講演招聘協力  公益財団法人上廣倫理財団
 5 期 日  2024(令和6年)年11月10日(日) 10時00分~16時30分
 6 会 場  北海学園大学豊平キャンパス7号館4階D41教室及びオンライン(Zoom)
        ※遠方の方は、オンライン(zoom)での参加も可能です。
        札幌市豊平区旭町4丁目1番40号
        地下鉄東豊線「さっぽろ」又は「大通」から福住行き「学園前」下車。3番出口直結。
 7 対 象  (1) 生涯学習・社会教育に関わる研究者・実践者及び学生
        (2) 市町村・市町村教育委員会職員および各種審議会委員
        (3) 生涯学習・社会教育関係団体関係者および小・中・高等学校等の教職員
        (4) 生涯教育・生涯学習に興味・関心のある者 等
 8 参加費  無料
 9 日程及びプログラム

(1) 開会式 10:00

(2) 研究・実践発表(10:15~11:45)

  1.野島 聡 会員「ボランティアについて考える~自らの実践を通して~」
  2.中安 恭平 氏(NPOくるりんlabo代表)
    「子どもが活躍できるコミュニティづくり〜インクルーシブな場づくりから見えてきたもの〜」
  3.下町 佳孝 氏(北海道立青少年体験活動支援施設ネイパル足寄 社会教育主事)
    「北海道教育推進計画に基づいたネイパル足寄の取組
      〜多様な学習ニーズに応じた体験活動プログラムの開発〜」
    

(3) 基調講演1(13:00~14:30)

  「青少年の体験活動等に関する意識調査
      ~減少する体験活動、放課後や休日の過ごし方の実際~」
  樋口 拓 氏(国立青少年教育振興機構 青少年教育研究センター 副センター長
 九州大学大学院芸術工学府博士後期課程。国立青少年教育振興機構の職員として自然体験や芸術活動、 環境教育を基礎にしたワークショップや情報提供などを行っており、2024年から現職。
 専門は環境教育、地域資源開発、芸術工学等。現在、青森大学総合経営学部客員准教授、公益社団法人ガールスカウト 日本連盟評議員、日本環境教育学会「気候変動教育」研究会幹事等を兼務。

(4) 基調講演2(14:10~15:10)

  「体験活動が子どもの成長にもたらす効果」
  青木康太朗 氏(國學院大学人間開発学部子ども支援学科 教授)
 大阪体育大学大学院スポーツ科学研究科修了。国立青少年教育振興機構の職員として自然体験活動の指導や調査研究、 指導者養成などに従事し、2019年から現職。専門は青少年教育や野外教育等。
 現在、文部科学省生涯学習調査官、子ども家庭審議会基本政策部会委員、国立青少年教育振興機構青少年教育研究センター客員研究員等を兼務。

(5) 研究協議(15:20~16:20)

  「社会教育関係職員の果たす役割を考えよう」
     コーディネーター 松浦 賢一 会員(国立日高青少年自然の家 次長)
     コメンテーター  樋口  拓 氏 (青少年教育研究センター 副センター長)
              佐久間 章 会員(札幌国際大学スポーツ人間学部 教授)
   *基調講演・実践報告を踏まえて、「社会教育関係職員の果たす役割を考えよう」をテーマに、協議を
   行います。

(6) 閉会式 16:20

申込方法・問い合わせ先

  参加を希望される方は、10月25(金)までに、以下の方法でお申込ください。
  【オンラインで参加される方】
  以下のURLまたはQRコードにアクセスし、入力後送信してください。
   https://forms.office.com/r/NTnSPZsVZn
                           
  【お問い合わせ】
     以下の連絡査へ直接お問い合わせください。
    日本生涯教育学会北海道支部お問い合わせフォーム
  http://h-lifelong.sakura.ne.jp/cgi-bin/mail.cgi?Sppd0CdjxSZMQ
                           
                      2024年、研究集会開催要項

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